Googleの検索結果で上位に表示されるようにホームページを最適化することをSEO対策と言います。
「IKOMASはSEO対策」出来るんですか?というご質問をよく頂きますが、そのままではSEO対策は出来ません。
Googleは200種類以上のアルゴリズム(順位決定要素)がありますが、その中でも「コンテンツ」と「被リンク」が最重要な要素となります。
「被リンク」はコンテンツがなければ増やすことができないので、最も重要な要素はコンテンツということになります。


Googleの品質に関するガイドライン

  • 検索エンジンではなく、ユーザーの利便性を最優先に考慮してページを作成する。
  • ユーザーをだますようなことをしない。
  • 検索エンジンでの掲載位置を上げるための不正行為をしない。ランクを競っているサイトや Google 社員に対して自分が行った対策を説明するときに、やましい点がないかどうかが判断の目安です。その他にも、ユーザーにとって役立つかどうか、検索エンジンがなくても同じことをするかどうか、などのポイントを確認してみてください。
  • どうすれば自分のウェブサイトが独自性や、価値、魅力のあるサイトと言えるようになるかを考えてみる。同分野の他のサイトとの差別化を図ります。

※参考:ウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)


「簡単にいうと、ホームページを見に来た人が満足するコンテンツを用意する」ということです。

ユーザーが靴を買いたいと思った時に「靴 通販」等のキーワード検索すると、「ロコンド」「ABC-MART」「ZOZOTOWN」「楽天市場」など、靴の種類や数が豊富なサイトが上位に表示されます。
たくさんの種類や数の中から選んだ方がユーザーが満足すると Google が判断したからです。
では「長靴の選び方」のキーワードで検索するとどうでしょう?
今度は「ロコンド」「ABC-MART」「ZOZOTOWN」「楽天市場」などは上位に表示されず、長靴の選び方の記事を丁寧に説明しているサイトが上位に表示されます。
つまり、ネット通販の商品ページだけでは検索の上位に表示させることは難しいので、商品に関わる情報を記事として投稿することが大切ということです。
しかもその情報は、興味深くて、役に立って、信頼性があって、わかりやすくて、読みやすくて、情報量も多い方が良いのです。

そこで、SEO対策をしたい方にオススメなのが、ブログです。
ブログを使ってユーザーにとって有益な情報をどんどん掲載していくこをおすすめします。

このように、ブログ形式のコンテンツを用意し、ユーザーが検索してきた「検索キーワード」に対して、期待以上の情報を用意して、ユーザーの満足度を高める施策をコンテンツマーケティングといいます。

この施策には「被リンク」対策などの不正や、キーワードをむやみにコンテンツに散りばめることはせず、情報の質だけで、検索上位にあげる対策です。
業界では従来の被リンク施策をブラック手法、コンテンツマーケティングの手法をホワイト手法と呼んでいます。


ブログを書くコツ

(1)キーワードを選定する。

例えばペットショップの場合、「犬のえさ入れ」では漠然としています。
ユーザーの気持ちになってキーワードを選定してみましょう。
「犬 餌入れ 早食い防止」「犬 餌入れ ひっくり返す」「犬 餌皿 鼻で押す」など、ユーザーが調べそうなキーワードを選定します。

(2)一つの記事に1つのキーワード。

キーワードをたくさん選定しても、それを一つの記事に盛り込んでしまうと、記事の主旨がぼやけます。
「犬 餌入れ 早食い防止」というキーワードを選定した場合、その記事は「犬 餌入れ 早食い防止」についてを詳しく書く必要があります。
犬の早食いによる健康被害について、犬の早食いを防止する対策、犬の早食いを防止する食器などの情報を詳しく書き、犬の早食いを防止する食器の商品ページにリンクをはります。
「犬 餌入れ ひっくり返す」のキーワードについては別の記事で詳しく書きましょう。
見出しを太字にしたり、適切な改行を行なって、ユーザーが読みやすくすることも大切です。
くれぐれも、他のホームページの文章をまるまるコピーしてきて、一部だけ書き換えるようなことはしないようにしましょう。
Googleは独自性のあるコンテンツを重視します。
体験や経験をベースに、知識や収集した情報を交えながらオリジナルコンテンツを作成しましょう。

(3)長く続ける。

ユーザーが求める質の高い記事をアップし続けながら、長い期間ホームページを運用するとホームページ自体の質が向上し、SEO対策が見込めます。

このような運用を続けることで、被リンクも増え、信頼できるサイトとして大きなSEO効果が見込めます。

ブログを書きつづけるような努力をするのは嫌だけどホームページで集客したいという方には、Google広告がおすすめです。